相続税の配偶者の税額軽減【相続税の配偶者の税額軽減】
公開日:2020-12-06 12:00
目次
配偶者に対する相続時については、同一世代間の財産移転となる場合が多く、
その場合には、そう遠くない未来に配偶者の相続が発生し、
その際に課税されること、
また、長年共同生活を営んできた配偶者に対する配慮、
相続人の死亡後における生存配偶者の老後の生活の保障、
さらには、遺産形成に対する配偶者の貢献等の国民感情への配慮などから軽減措置が講じられています。
1 配偶者の税額軽減額の計算方法
配偶者の税額軽減額は次の算式により計算します
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| 課税価格の合計額のうち配偶者の法定相続分相当額(1億6千万に満たない場合には1億6千万)と配偶者の実際の取得額とのうちいずれか少ない金額 |
相続税の総額 |
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× |
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| 課税価格の合計額 | ||
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算式にすると難しく思えますが、
配偶者が相続した金額が、法定相続分又は1億6千万円のいずれか大きい額以下の場合には、配偶者には納税額は発生しないことにまります
執筆:税理士法人Sofa