相続税の基礎知識①~相続税の概要
公開日:2021-01-11 23:57
目次
まずは、いくら相続したら相続税がかかるかを知っておく必要があります。
各相続人等が「相続」や「遺贈」などにより取得した財産の価額の合計が基礎控除額を超えた場合、
相続税の課税対象となります。
基礎控除額は3000万円+法定相続人の数×600万円です。
例えば、夫が亡くなり、相続人は妻と子ども2名という場合の基礎控除額は
3000万+600万×3名=4800万円となり、
各相続人が相続や遺贈で取得した遺産総額が4800万円を超えた場合に相続税の申告が必要となります。
ここで分かりにくい言葉が出てきましたので次回に補足します。
執筆 中山税務会計事務所 税理士 中山明彦