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遺品の買取/売却について

公開日:2020-12-10 22:27

目次


遺品の中には、買取や売却をお願いするものも出てくるでしょう。

貴重品や形見分けはもちろん、具体的にどういったものが買取可能なのか、売却可能なのかについても見ていきましょう。

 

・貴重品の仕分け 必要な物 不要な物

 

遺品の中でも貴重品というのは、扱いに困るものです。

貴重品と一口に言ってもすべてを残しておくわけにはいきません。

貴重品の中でも必要なものと不要なものを仕分けしていくようにしましょう。

必要なものというか残しておくべきものとしては、以下のようなものが挙げられます。

「遺言書」

「現金や通帳などのお金関連のもの」

「買取市場で価値のあるもの」

「カード類や書類など」

この他にも場合によっては「鍵」や「思い出の品など」も残していくことになるかと思います。

それ以外のものは不用品として処分するか、買取や売却をするかという形になってくるでしょう。

 

・形見分けする物/売却する物

 

形見分けというのは故人を偲ぶために故人の愛用品を故人と交友のあった人物や家族で分けることなのですが、形見分けがトラブルになることもありますので注意が必要です。

例えば、ひとりの人が形見分けの仕分けをして、「これをみんなで分けましょう」という形になったとします。

そういった場合、「本当はひとりのときに金目のものをすでによけているのでは……?」と疑ってしまう方もいるかもしれません。

特に、価値のあるものを形見分けするときには取り合いになるようなこともありますので、トラブルを回避するためにも疑われないように意識していかなければいけません。

遺品整理業者に任せておけば、目の前でひとつひとつ確認しながらの作業となりますので、形見分けをする全員で立ち会うことで余計なトラブルを避けることができます。

また、形見分けをするつもりでよけておいたものでも誰も受け取らずに残ってしまうということもあります。

そういったものに関しては、処分をするか、買取や売却という形になるでしょう。

最近ではそもそも形見分けするものがないということもありますし、形見分けするものがあっても使い道に困るから受け取らないという方も増えているようです。

そのため、場合によっては最初から形見分けのことはあまり考えずに済むということもあるかもしれません。

 

・遺品の買取/売却の代表例

 

では、具体的にどのような遺品において買取や売却が可能となるのでしょうか?

代表的なものとしては、以下のものが挙げられます。

「貴金属や宝石類」

「金券類」

「切手類」

「古札類」

「腕時計」

「本や書籍」

「着物」

「骨董品や美術品、古書」

「ブランド品」

「パソコン類」

「レコードやDVDBlu-ray

「酒類」

「家具や家電」

「楽器」

「車やバイク」

「農具や工具」

この他のものでも遺族の方にとってはあまり価値がないように思えるものでも、ある程度の金額で買取や売却が可能なものもあります。

 

・古物商、鑑定士のいる業者に依頼しよう

 

遺品の中にはホコリをかぶっているような古いものもあります。

一見するとゴミのようにしか思えないものでも、実はとても価値のあるものだったという話は珍しくありません。

いわゆるアンティークと呼ばれるものや古美術、美術品などは一般の方がその価値を判断するのは、とても難しいのです。

価値のあるものであれば贋作などもありますし、歴史的な背景はもちろん、その作者がどのような作品を生み出しているのかなどの知識がないとアンティーク、古美術、美術品などの鑑定は正確にできません。

知識だけではなく、経験も求められるのです。

「目利き」という表現がありますが、まさに目利きでないと鑑定ができないものは世の中にたくさんあります。

木造の古い家を取り壊して、瓦礫の中でぐしゃぐしゃになった掛け軸が解体費をカバーできるくらいの価値を持っていたということもあり得るのです。

掛け軸はもちろんですが、アンティークや古美術、美術品というのはその状態によって価値が変わってきます。

ちょっとした傷ができてしまったばかりに価値が大幅に下がってしまうということもあるかもしれません。

特に、アンティークや古美術、美術品に関してはやり直しがきかないのです。

もう二度と同じものを手に入れることができないということもありますし、修復するのに莫大な時間がかかることもあります。

そうなってからでは遅いので、遺品整理は古物商や鑑定士がいる業者を選ぶようにしましょう。

LINE鑑定や写真鑑定ができる場合もあります。


執筆:日本一正直な遺品整理業者ココロセイリ