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なぜ紹介センターを利用したほうが良いのか

公開日:2020-12-12 20:38

目次


2018年から老人ホーム紹介センターという紹介業者が話題となり、現在ではそういった紹介業者を利用することが当たり前となってきました。

では、なぜ紹介センターを利用したほうが良いのでしょうか。

まず、ホーム・施設の保有している情報が多く利用者の方の選択肢が多いためです。

施設紹介を手伝ってくれるところの項目と重複してしまいますが地域包括支援センターや各自治体の福祉課では設置してある地域の施設情報しかわかりません。
例えば市区町村にある地域包括支援センターはその市区町村内にあるホーム・施設しかわからないのです。

それに対し、紹介センターは対象地域の幅が広く、ほとんどの紹介センターでは関東地方や関西地方といった大きな括りでホーム・施設の情報を集めています。

対象地域内にある全てのホーム・施設の情報を有している場合が多いことが選択肢の幅の広さにつながってくるのです。

 

また、公平であり中立であることです。

紹介センターではご相談者様が望まれた施設はすべて紹介しています。

施設についての情報も第三者の目線から見た客観的な良い点悪い点を隠すことなくお伝えしています。

たとえば、施設の営業の方でしたら自分がいる施設の良い点をたくさん述べ悪い点は全くもしくは少ししか伝えようとしない方がおおいと感じます。

実際に国民消費生活センターにも相談があるようなので強引な営業をしてしまっている方が多いでしょう。

紹介センターでは中立の立場から良い点悪い点についてはっきりと述べさせていただきご相談者様により正確なご判断をしていただくように努めております。

このようなことを述べると本当なのか、特定の施設との癒着はないのか、なぜ中立公平であると言い切れるのかと疑問に思われる方もいらっしゃると存じます。

中立公平であると言い切れる理由は様々にございます。


まず全国にあるほとんどのホーム・施設では紹介センターと提携を結ぶまたは結ぶことが可能となっておりますが、
中には紹介料を払いたくないため紹介センターを利用していないホーム・施設がありそれらの大部分は地方に設置されているホーム・施設が多いです。

そういった施設でも紹介センターでは紹介をしております。

提携をしていないためもしくはする気がないため紹介をしたところで紹介センターには1円も紹介料は入ってきません。

それでも、その施設がご相談者様に適しており入居をご希望されるのであれば紹介いたします。

私共紹介センターの仕事はいかにご相談者様の希望に合ったホーム・施設を見つけられるか、ご相談者様とホーム・施設の橋渡しを出来るかどうかなのです。

それ故に、紹介料がもらえるところだけ紹介する、もらえるところでも紹介料をたくさんもらえるところを優先するということは絶対にありえません。

紹介センターの存在意義である中立公平に反します。

そもそも、なぜご相談者様が私共紹介センターを利用されるのでしょうか。

それは施設内部のことがわからないから利用されるのです。

現代において、インターネットを使用することができれば個人の方でも施設情報を入手することは容易です。

老人ホーム検索サイトや各自治体のホームページには老人ホーム・施設の名前と重要事項説明書が掲載されております。

そこから直接施設やホームのホームページに行けばあっという間に調べたい施設の概要を知ることができるのです。

そんな時代であっても、施設内部のことを知るのは容易ではありません、施設入居者、退去者の感想を載せたサイトなどもありますが、生の声や自分で見聞きした情報ではないため信頼性に欠けます。

施設内部の情報を詳しく知りたい、見るべき点をプロと一緒に把握してよりよい施設を選びたい、そう思われるからこそ紹介センターを利用されるのです。

逆に、自分ひとりで施設に見学に行くことを考えてみてください、とても怖いと思います。第三者の目がなく相手の言っていることの真偽を推し量ることがとても難しいからです。

しかしそこに紹介センターの相談員のようなプロがいれば話は違ってきます。

紹介センターが間に入ることによってお互いに冷静で正確な判断を下すことができるのです。

このように、お互いにとっての中立役と施設の内部情報がご相談者様に求められていることでもあります。

今の時代、はっきり言って紹介センターと個人の方で情報の差というのはほとんど無いといえるでしょう、
ただ内部について知っているかどうかでありご相談者様はその内部情報を求めてるから利用されるのです。

実際にご相談者様のほとんどはご自分の地域の施設の情報を事前にお調べになっています。

もう時代は変わっており昭和ではありません、紹介料をもらえるところだけ紹介しようなどという不誠実な対応や提案は一瞬で見抜かれます。

情報をごまかすなど以ての外です、先ほども述べた通り今の時代は様々な角度から情報が集まるためごまかしようがありません、すぐにばれます。

そのような下劣で、卑しく、品性のない、拝金主義を掲げたような紹介センターだった場合、ご相談者様はどう思われるでしょうか。

もう二度と利用しないでしょう。そしてその紹介センターは絶対につぶれます。

信頼が第一の業界において信頼を失うのですから当然の結果です。

誠実に対応し、ご相談者様の幸せを共に追求することで紹介センターは成り立っていると言えるのです。

ですから、紹介センターでは紹介料をもらえる施設だけ紹介するのではない、中立公平の立場にいなければならない、ということがお分かりいただけたでしょうか。

中立公平というのは施設側だけではなくご相談者様側にも中立であります。


どういうことかといいますと、まれではあるのですがご相談者様ご家族の中に意見が強い方がいらしてその方の意見に流されて失敗してしまうことがあるのです。

その方のご心情は量りかねますが、強引な施設選びはほぼほぼ失敗します。

そのようなケースの場合ご家族の方であってもはっきりと相談員が意見を述べさせていただいております。

人生の非常に大きな分岐点において、焦ることは大きな間違いであり良い結果につながるものではありません、慎重に慎重を重ねて選んでゆくべきなのです。

紹介センターはご相談者様の望む施設、幸せにお住まいになれる施設を探すために常に中立公平の立場を貫いています。

そのため、施設選びの際はぜひ紹介センターをご利用されるとよいでしょう。

先ほども述べた通り、特養や老健を除いたほとんどのホームが紹介センターを利用しています(ケアハウスやグループホームは一部が利用)

現時点ですと、紹介センターを利用されるをお勧めいたしております。

 

次に利用してはいけない紹介センターの特徴を述べさせていただきます。

一部、  他の項目と重複することがございますがその部分はそれほど重要なのだとご了承ください。

相談員が施設見学を行っておらずご相談者様と見学同行もしない。

 

これははっきりいいまして論外です。

このような紹介センターは絶対に利用しないでください。

なぜなら、施設を見たこともない相談員がご相談者様に納得できる説明を出来るわけがなく、
インターネットやパンフレット、重要事項説明書に書いてあることしか話せないので内容の薄い説明しかできません、
インターネットのみで紹介をしているところは十分ご注意ください、セカンドオピニオンとして他社の相談センターと並行しつつのご利用をお勧めします。

見学同行に関しましても、本来相談員というのはご相談者様が施設側に質問をしづらい時は相談員に,
または相談員を通して施設側に質問することや施設見学の予約もそのお断りといったすべての作業を任せられるためにあります。それらを放棄するような紹介センターは利用しないほうが良いでしょう。

 

施設の内部情報が少ない

 

これは施設側にとって大変失礼なことです。

施設側としては正確な施設情報をご相談者様に正しく伝えてほしいのです。

そのために紹介センターが中立の立場で情報を提供してもらいご相談者様にお伝えするというのが紹介センターの役割です。

紹介センターは施設に最初に訪問した際にしっかりと理念や必要費用を聞いて、施設案内時に設備を確認し紹介センター独自のチェックシートで確認をしております。

それらを簡潔にまとめてデータ化しご相談者様にしっかりと説明させていただく。

この信頼関係で紹介センターは成り立っているのです。

その信頼を崩すような真似をしている紹介センターを利用する意味ははっきり言ってありません。

 

相談員の人柄が悪い

こちらは別の項目でも少し触れられていますが、相談員の人柄が悪いというのは致命的です。

紹介センターにとって会社の規模は関係ありません。

大企業だろうと、中小企業だろうと、相談員が1000人いようと、たったの1人だけだろうと何も関係ないのです、何もです。

新人でも構いません、説明の仕方が下手でも構いません、多少おっちょこちょいでも目をつむることができます。

一番重要なのはご相談者様のために親身になって一生懸命になってくれるか、それだけです。それだけでいいのです。

会社の大きさだけで判断しないでください、相談員の人数や提携施設の多さだけで判断しないでください、一番重要であるのは相談員の人間性です。

それを見抜いてください。

施設選びと同じでファーストインプレッションがとても大事なことです。

もし、この相談員はちょっと…と思われたらすぐに相談員を変えてください。

 

以上が利用してはいけない紹介センターの特徴になります。

今、紹介センターは2018年から始まった新しい業界ということもあり玉石混交状態になっております。

良い紹介センターを見つけてそこから良い施設に入り、良い老後生活を送るためにも紹介センター選びにも十分注力してみてください。

良いご縁があることをお祈りいたします。

 

 

 執筆:株式会社絆楽