故人名義の他人の不動産に要注意
公開日:2020-09-06 16:16
目次
相続が起こった場合、故人名義の不動産は相続人に名義変更するのが原則です。
しかし、注意を要することがあります。
たとえば、不動産が故人と近所の人など赤の他人との共有名義になっている場合。
町内会が所有している土地の可能性があります。
町内会の名義で登記の出来ない事があるため、役員の個人名で登記する事があるからです。
この場合、名義が故人でも相続人に名義変更してしまったら大変です。
どうも心当たりがなく、赤の他人と共有名義の土地がある場合は、
事実関係を確認して、場合によっては司法書士などの専門家に相談しましょう。
執筆:小倉司法書士事務所・小倉大輔