カテゴリー検索

遺言をする目的とは

公開日:2020-11-27 12:00

目次


遺言をする目的はどのようなことが考えられるでしょうか?


まずは
①遺言書を書こうとする人が相続人のうち誰にどの相続財産を相続させるかを
決めておくことで残された相続人の間で相続について争いが起こらないようにする
争続を予防する)ことが考えられます。

次に
②相続人以外に
財産を受け継いでほしい人に気持ちを示したり、

さらに
③遺言の最後に付言事項という形で残された親族へ最後の
メッセージや感謝の気持ちを表すといったことが考えられます。

悲しみの中で相続手続きを行うことになる親族の心労を除くという点でも
遺言書は有効な手段です。

 

 

執筆:司法書士京都せせらぎ法務事務所 司法書士 豊田親彦